2021年02月13日

第4回「HiSoPra*研究会(歴史社会言語学・歴史語用論研究会)」のご案内

HiSoPra* : HIstorical SOciolinguistics and PRAgmatics

日時:2021年3月12日(金)13:30〜16:30
開催方法:Zoomによるオンライン開催
参加費:不要

※研究会への参加のためには,Zoomに接続できるパソコン,タブレット,スマートフォン等のデバイスが必要です。
なお,ビデオ・音声による質疑応答に参加するためには,ウェブカメラ・マイクが必要です。ノートPC・タブレット・スマートフォンはウェブカメラ・マイクが内蔵されているものが多いですが,デスクトップPCには内蔵されていない場合がありますので,あらかじめご確認ください。

プログラム
13:30-13:35 (総合司会者による) 導入
総合司会:家入 葉子(京都大学)・高田 博行(学習院大学)

13:35-14:20 《研究発表1》
橋 圭子(フリーランス)
「中古和文における聞き手配慮の敬語使用」
司会:小野寺 典子(青山学院大学)
(発表要旨については,本案内文の下方を参照下さい)

14:30-16:30 特別企画 《討論》
「言語の形成過程をめぐる社会的類型化は可能か」
話題提供:渋谷 勝己(大阪大学)
指定討論:堀江 薫(名古屋大学)
司会:森 勇太(関西大学)

 今回の特別企画では,言語の形成/変容過程と,それを取り巻く社会的な状況の関係という,古くて新しい問題にスポットライトを当てたいと思います。
 例えば日本語を例にしたときに,標準語の形成過程,方言(さらには個々の方言)の形成過程,海外の日系人社会で使用される変種の形成過程などに,それぞれ,特徴的な言語変化のタイプというのはあるのでしょうか。逆に言えば,「このような社会的な状況においてはこのような言語変化が起こり,このような日本語変種が生じやすい」といったことは言えるのでしょうか。
 本企画では,最初に,言語変化と社会の関係を考えるための素材や枠組みを,渋谷勝己氏に提供していただきます。その後,言語類型論的な観点から堀江薫氏にコメントをいただいた後,会場全体で議論を深めていきたいと思います。
 当日は,さまざまな言語の事例を取り上げられればと思います。多数の方のご参加をお待ちしております。

16:40-18:00 懇親会 

参加申し込み
研究会にご参加くださる方は事前申し込みをお願いいたします。下記ページGoogleフォームより必要事項を記載してください。締め切りは3月5日(金)です。
https://forms.gle/EjHV1pupFdESkJXx5
必要事項:メールアドレス,研究会出欠,お名前,ご所属,ご専門(領域)

発表要旨
橋圭子(フリーランス)「中古和文における聞き手配慮の敬語使用」
敬語は素材敬語(尊敬語・謙譲語)と聞き手敬語(丁寧語)に大別されるが,中古における敬語は身分の上下に基づく素材敬語が中心であったとされている。しかし,その運用は固定した絶対的なものではなく,話し手・聞き手・話題の人物の関係,場面,発話行為の種類といった要素も関わっていることが,物語における会話の観察などから指摘されている(秋山1984,穐田1994,大久保1995,福島2013,藤原2014など)。
本発表では,『源氏物語』など中古和文の会話における素材敬語の使用を観察し,「聞き手配慮」と考えられる用例について報告する。例えば,話し手が光源氏,話題の人物が空蟬・夕顔・明石といった「中の品」の女性であるケースでは,聞き手が当人以外の場合には無敬語,当人の場合には素材敬語が使用されている。内大臣とその娘の近江の君のケースにおいても同様である。
これらの例から,中古和文の敬語使用の要素の一つとしての「聞き手配慮」を考えたい。

引用文献
穐田定樹(1994)「敬語の歴史のダイナミズム」『国文学』39-10, pp. 32-37. 学燈社
秋山虔(1984)『王朝の文学空間』東京大学出版会
大久保一男(1995)『源氏物語の敬語法』おうふう
福島直恭(2013)『幻想の敬語論』笠間書院
藤原浩史(2014)「平安・鎌倉時代の依頼・禁止に見られる配慮表現」野田尚史・高山善行・小林隆(編)『日本語の配慮表現の多様性』くろしお出版,75-92.
posted by The Japanese Association for Studies in the History of the English Language at 16:00| 関連学会・研究会案内

2019年04月15日

Sarah Thomason先生(University of Michigan)の講演会

 Sarah Thomason先生(University of Michigan)の講演会を下記のように開催いたします。多数のご参加をお待ちいたしております。

日時: 2019年4月17日(水)17時〜19時
場所: 京都大学吉田キャンパス、総合2号館第8講義室
タイトル: Language Contact and Linguistic Areas among Indigenous North American Languages

Thomason先生の講演会のポスター 
posted by The Japanese Association for Studies in the History of the English Language at 16:43| 関連学会・研究会案内

2017年12月05日

第2回HiSoPra*研究会(歴史社会言語学・歴史語用論研究会)

HiSoPra*研究会(歴史社会言語学・歴史語用論研究会)から関連学会研究会の案内が届きました。以下をご覧ください。
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第2回 「HiSoPra*研究会(歴史社会言語学・歴史語用論研究会)」のご案内
      HiSoPra* : HIstorical SOciolinguistics and PRAgmatics

日時:2018年3月13日(火)、13:30〜18:00
場所:学習院大学 北2号館(文学部研究棟)10階、大会議室
   http://www.gakushuin.ac.jp/mejiro.html の15番の建物

総合司会:椎名美智(法政大学)、森 勇太(関西大学)

 13:30-13:40 (総合司会者による) 導入

 13:40-14:25 《研究発表》 司会:鈴木亮子(慶應義塾大学)
        岩井恵利奈(青山学院大学大学院 博士後期課程):
「談話標識から談話構造化標識へ
−言語的文脈と語用論的動機に着目したStillの機能発達の分析」

 14:30-15:15 《研究報告》 司会: 家入葉子(京都大学)
        中山匡美(東京大学非常勤講師):
「19世紀イギリス小説における不定代名詞の数の一致
−女性作家がsingular they を選ぶとき」
 
 15:30-18:00 《シンポジウム》 司会:堀江 薫(名古屋大学)
        「スタンダードの形成 ―個別言語の歴史を対照して見えてくるもの☆」

本シンポジウムは、日本語、英語、ドイツ語という3言語の歴史を対照することで各個別言語史の研究者がそれぞれに新たな知見を得て、従来とひと味違った切り口で各個別言語史を捉え直す契機となるのではないかという発想から企画されました。この点をめぐって、全体討論ではフロアのみなさまと一緒にさまざまに議論できればと思います。

        【講演】15:30-16:30
野村剛史(東京大学名誉教授):
「日本語におけるスタンダードの形成」
【話題提供】16:30-17:00
堀田隆一(慶應義塾大学):「英語史の場合」
高田博行(学習院大学):「ドイツ語史の場合」
【全体討論】17:00-18:00

 18:30-20:30 懇親会
会費4000円(学生は2500円)、会場はJR目白駅すぐ

   研究会に参加下さる方は、下記フォームを利用し、ご記入の上、
HiSoPra*研究会事務局(hisopradesk@gmail.com)に、3月8日(木)までに送信下さい。

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   HiSoPra*第2回研究会 参加申し込みフォーム
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    メールアドレス:
    懇親会に 参加します・参加しません(どちらかをお消し下さい)
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posted by The Japanese Association for Studies in the History of the English Language at 10:15| 関連学会・研究会案内